睡眠時無呼吸症には、糖尿病や高血圧の合併が多いといわれています。
高血圧や糖尿病の方の多くは、持病であるとあきらめて、たくさんの薬に頼って生活している方が多いようです。
悪くさえならなければ、ずっと病気と付き合っていこうと思っている方は多いでしょう。
しかし、実は高血圧も糖尿病もいびきと大いに関係があるのです。
睡眠時無呼吸症の治療に使われるCPAP療法では、これによって血圧が下がることが分かっています。
CPAPを使い続ければ、高血圧も解消されるというわけです。
CPAPは、睡眠時無呼吸症の治療に世界的に使われているいびき防止法です。
ただ、気をつけなければいけないことがあります。
それは、CPAPを使っただけで、いびきをかかなくなるわけではないという事です。
いびきをかくということは、何かしらの原因が必ずあります。
喉にも鼻にも障害がない人で、睡眠時無呼吸症になる人の多くは、生活習慣に問題があるといわれています。
例えば、肥満傾向にあるとかお酒やタバコがやめられない人に多くみられます。
肥満体型の方は、どうしても喉の気道が狭くなってしまいますから、いびきをかく大きな原因となっているのです。
また、お酒やタバコも喉の気道を狭くしたり炎症をおこす原因となっています。
先ほども述べましたが、CPAPを使う人全てが、睡眠時無呼吸症がよくなるわけではありません。
CPAPを使いながら、いびきをかく原因を取り除いていかなくては、一生CPAPから解放されなくなってしまうのです。
逆に言えば生活習慣を改めて、いびきの原因を取り除けば、CPAPから解放されて快適な睡眠をとることができるようになるのです。
CPAPを使わなくてはいけないほどの、いびきに悩んでいる方の多くは、肥満体型であると言われています。
CPAP療法を始める場合、おそらく医師からダイエットを指示されることでしょう。
ダイエットに成功して、喉の気道が確保されるようになると、酸素を取り入れる量が多くなります。
おそらくこの頃には、血圧も正常値を示すようになっていることでしょう。
糖尿病や高血圧を患っている方は、取り入れる酸素が少ないとこれらの病気を悪化させてしまうのです。
そこまでして、いびき防止に取り組みたくないという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、睡眠時無呼吸症は放っておくと、死にいたる恐ろしい病気といわれています。
実際に、運転中に突然死をした人たちは、睡眠時無呼吸症にかかっていたという報告もされているのです。
自分の健康はもとより、家族のためにも是非、いびき防止の治療を始めてください。
高血圧・糖尿病だと診断されているのならば、一度、いびきの検査も受けてみてはいかがでしょう?
いびき防止をすれば、高血圧も糖尿病も解消されるかもしれません。
高血圧も糖尿病も、とても怖い病気です。
しかし、いびき防止によって、一度に二つの病気を退治できるなんて、こんなに嬉しいことはありませんね。
ダイエットやCPAP療法といったいびき防止法は、根気が要る治療法ですが、健康な体を取り戻すためにも頑張りましょう。