たかがいびきといえども、いびきをかく人にとってみれば、いびき防止に関する悩みは深刻と言えるでしょう。
特に、大きないびきと呼吸が止まってしまう状態を繰り返す睡眠時無呼吸症は、日本には約200万人いるといわれています。
自覚症状がないため、実際にはもっと多くの方がなっている可能性が高いようです。
睡眠時無呼吸症は、家族からの指摘で気付く方が多いのですが、指摘してくれる相手がいない場合は、次の事柄に心当たりはありませんか?
1.昼間、よく眠くなることがある
2.仕事中や運転中、眠気が襲ってくる
3.体形が太り気味で、特に最近太ってきた
これらに当てはまるようならば、かなり高い確率で睡眠時無呼吸症にかかっている可能性があります。
そして睡眠時無呼吸症は、放っておくと心臓病や脳血管の障害をひきおこす恐れがあります。
そうならないためにも、早いうちからいびき防止の方法を見つけなくてはいけません。
喉や鼻に障害があるならば外科手術をするという、いびき防止方法があります。
それらに障害がない場合は、CRAP療法といういびき防止の治療法があります。
CPAP療法とは、鼻にマスクを装着して空気を強制的に送り込む方法で、いびきはもちろん、無呼吸状態もなくなるというものです。
まずは、病院で検査を受けてみましょう。
検査では、いびきや呼吸停止の有無、脳波、血圧、心拍数などのデータを記録するため、1泊の入院を必要とします。
金額は、病院によって違いますが、約2万円ほどのようです。
検査は、ポリグラフィーという機械を使用して行われます。
顔や体にこの機械の検査器具を取り付ければ、準備は完了です。
あとは、一晩いつもどおりに寝るだけで、いびきの状態や無呼吸の長さ、寝ている時の体位までが記録されます。
寝ている時の状態を検査するので、会社から帰ってから病院へ行き、一晩入院して検査を済ませれば、翌朝には会社へ出勤できるそうです。
検査の結果、1時間あたりの無呼吸と低呼吸の回数で重症度を判定します。
10秒以上呼吸が停止することを無呼吸といい、呼吸は止まっていないけれど、換気量が50パーセント以下の場合を低呼吸といいます。
これが1時間あたり、5~15回までを軽度、15~30回を中度、30回以上が重度と診断されます。
無呼吸の回数が少なかったり軽度であれば、マウスピースでいびき防止をするようにします。
マウスピースは、睡眠時無呼吸症に詳しい歯医者で作ってもらうのが一番良いようです。
検査の結果、重症度が20回以上であれば、本格的な治療を必要とします。
CPAPと呼ばれるいびき防止法で、酸素マスクのようなものを鼻にあてて寝るというものです。
酸素マスクといっても、部屋の空気を送り込む仕組みになっています。
CPAPは、重症度が20回以上であれば、健康保険を使って使用することができます。
CPAPは病院からレンタルでかりる形になり、自宅で使用しながらいびき防止をすることができます。
また、月に一度は検査に行くようにします。
最初はわずらわしく感じることでしょうが、実際に多くの方が睡眠時無呼吸症から開放されているといいます。
いびきに悩んでいるならば、病院で相談してみてはいかがでしょう。
まずは、呼吸器系や耳鼻咽喉科で相談してみましょう。